我楽多が沢山


by Dicco
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ:スポーツ・文化( 19 )

F1開幕

 今年、F1GPを戦う11チーム、22名のパイロットを紹介。

■■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
Car No.01:キミ・ライコネン(フィンランド)
Car No.02:フェリペ・マッサ(ブラジル)

BMWザウバーF1チーム
Car No.03:ニック・ハイドフェルド(ドイツ)
Car No.04:ロバート・クビサ(ポーランド)

INGルノーF1チーム
Car No.05:フェルナンド・アロンソ(スペイン)
Car No.06:ネルソン・ピケJr.(ブラジル)

□■AT&Tウィリアムズ・チーム
Car No.07:ニコ・ロズベルグ(ドイツ)
Car No.08:中嶋一貴(日本)

レッドブル・レーシング
Car No.09:デビッド・クルサード(イギリス)
Car No.10:マーク・ウェバー(オーストラリア)

パナソニック・トヨタ・レーシング
Car No.11:ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)
Car No.12:ティモ・グロック(ドイツ)

スクーデリア・トーロ・ロッソ
Car No.14:セバスチャン・ブルデー
Car No.15:セバスチャン・ベッテル

■HondaレーシングF1チーム
Car No.16:ジェンソン・バトン(イギリス)
Car No.17:ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)

□SUPER AGURI F1チーム
Car No.18:佐藤琢磨(日本)
Car No.19:アンソニー・デビッドソン(イギリス)

フォース・インディア・フォーミュラーワン・チーム
Car No.20:エイドリアン・スーティル(ドイツ)
Car No.21:ジャンカルロ・フィジケラ(イタリア)

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
Car No.22:ルイス・ハミルトン(イギリス)
Car No.23:ヘイキ・コバライネン(フィンランド)
[PR]
by Dicco | 2008-03-14 13:00 | スポーツ・文化

F1伯国GP

第17戦・ブラジルGP決勝
 [アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(1周4.309km)]

 60年以上前に建設された珍しい反時計回りの、ここアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、サーキットの名前は1977年に飛行機事故で他界したブラジル人F1ドライバーの「ホセ・カルロス・パーチェ」に由来する。

 1986年以来、21年ぶりの三つ巴となった最終戦、気温36℃、路面温度63℃のドライ・コンディション。

 今回、ここブラジルで中嶋悟の息子、中嶋一貴が、日本人ドライバー最年少の22歳283日でF1初出走、ウィリアムズのマシーンに乗り、19番グリッドからのスタートとなる。また、A・スーティルはピット・スタートを選択している。

 レッド・シグナルが消灯。PPのF・マッサが2番グリッド・スタートのL・ハミルトンをブロックすると、3番グリッドについたK・ライコネンが外側からハミルトンを交わして2番手に浮上。更に1コーナーでハミルトンが膨らんだ隙に4番手スタートのF・アロンソも3番手へ。またハミルトンは、続く第2コーナーでオーバー・ラン、8位へと一気に順位を落とす。

 マッサ、ライコネンのワン・ツー体制となったフェラーリは、互いにファステスト・ラップを更新しながら、アロンソ以降を引き離していく。そして8周目、ハミルトンに更なる悲劇。ギア・ボックスのトラブルでマシンがスロー・ダウン。最後尾18位まで順位を落とす。数周後にも同様のトラブルが発生するが、なんとかペースを取り戻したハミルトンは、ここからオーバー・テイクを連発、前を目指す。

 上位勢では、マッサからピット・ストップを行なう。翌周にライコネン、その次の周回にアロンソがピット・ストップ。上位3名がハード・タイヤのままコースに戻る中、ハミルトンは1回目のストップでソフト・タイヤを選択、3ストップ作戦の賭けにでる。
 今週がF1初参戦となる中嶋一貴は、ピット・ストップの際にタイヤをロックさせてしまい、ピット・クルーをはねてしまう。メカニックに大きな怪我はなかったものの、救急車で運ばれていった。

 33周目、ペースの上がらないアロンソをR・クビサが、交わし3番手へ。ライコネンのワールド・チャンピオンの可能性が高まるも、クビサは3ストップ作戦を採っていたため、やはりライコネンは1位を取る必要がある。後にクビサがピットへ入り、アロンソは単独3位の走行となる。ハミルトンもついにポイント圏内に突入。前方では、トップのマッサがブレーキング・ミスをすると、2位のライコネンが一気に距離を詰め、終始2秒程度のギャップで追いかける。2度目のピット・ストップもマッサが先。この間にライコネンは自己ベストを更新。3周後、ライコネンがピット・ストップを終えピット出口に差しかかると、コース上にはマッサの姿が見える。しかしライコネンが前でコースに復帰。マッサはチーム・オーダーをすることなくトップをライコネンに譲ると、後はサポートに徹する姿勢でペースを落としライコネンとの距離を取る。ついに上位3台はライコネン、マッサ、アロンソ、そしてハミルトンが8番手となり、この時点で再びワールド・チャンピオンはライコネンの可能性を強める。

 ハミルトンは諦めずに前を追い、J・トゥルーリが最後のピット・ストップを行なったため、7位まで浮上。また、N・ロズベルグ、クビサ、N・ハイドフェルドの3台がサイド・バイ・サイドの4位争いを演じていく。ライコネンは最後まで落ち着いた走りを見せトップでチェッカーを受け、マッサも2位で、フェラーリが3戦ぶり今季4度目のワン・ツー・フィニッシュ。今季チーム9勝目を飾った。フェラーリの2台に続き、1周遅れのハミルトンもフィニッシュ、7位。アロンソは3位でチェッカーを受けた。

 この結果、ライコネンが今季最多勝となる6勝目、通算15勝目を獲得。これで第7戦アメリカGP終了時に最大26ポイント開いていたハミルトンとの差を逆転、最終的にドライバーズポイントを『110』とし、『109』で同ポイントとなったマクラーレンの両ドライバーを1ポイント上回って自身初のワールド・チャンピオンの座に輝いた。1ポイント差でドライバーズタイトルが決まったのは、1994年以来13年ぶり。また上位3ドライバーが1ポイント差以内でシーズンを終えたのはF1史上初のこととなった。フィンランド人ドライバーのワールド・チャンピオンは1982年のケケ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、1998年、1999年のミカ・ハッキネン(マクラーレン)に続く3人目。

 すでにマクラーレン・スパイ事件の判定により、フェラーリのコンストラクターズタイトルは決まっていたが、最終戦でドライバーズ・タイトルも獲得し、2004年以来の3年ぶりダブル・タイトルを奪還した。

 母国GPであるR・バリチェロはリタイヤに終わり、F1参戦15年目にして初のノー・ポイントでシーズンを終えた。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-10-22 02:30 | スポーツ・文化

F1中国GP

第16戦・中国GP決勝
 [上海インターナショナル・サーキット(1周5.400km)]

 “上”の字をモチーフにしたユニークなコース・レイアウトは、ニュルブルクリンクやセパン・インターナショナル・サーキットなどを手がけたドイツのティルケ事務所によるもの。総工費約300億円、最大観客収容数20万人のキャパを誇る。オーバー・テイク・ポイントに事欠かない作りになっており、平均時速は200km/hを超える、ここ上海インターナショナル・サーキットの、気温は30℃、路面温度は31℃ながら、ウェット・コンディション。

 S・ベッテルが、前日の公式予選中にH・コバライネンの走行を妨害したとして、5グリッド降格のペナルティを受け、17番グリッドへ降格。

 スタートが切られると同時に雨が降り始めたサーキット、4番グリッドにつけていたF・アロンソが、3番手のF・マッサを1コーナーで交わしていく。しかしマッサもすぐにアロンソを抜き返す。L・ハミルトン、K・ライコネン、マッサ、アロンソの順位はグリッド通り変わらない。ハミルトンはファステスト・ラップを次々と更新しながら、2位ライコネン以降とのギャップを築いていく。ライコネン以降との差を7秒以上つけ、15周目にハミルトンが真っ先にピット・イン。タイヤ交換はせず、給油のみを行なってコースに戻っていく。この動きを見て、ライコネン、マッサ、アロンソもタイヤ交換は行なわない。

 第2スティントに入ると、路面が徐々に乾いていく。M・ウェーバーからドライ・タイヤに変更。ウェーバーはハード側のタイヤを選ぶが、ソフト側のタイヤを装着したA・ブルツがファステスト・ラップを叩き出す。一方で、トップのハミルトンのペースが見る見る落ちていき、ついに29周目にライコネンがハミルトンをオーバー・テイク。ハミルトンは周回遅れのマシンをオーバー・テイクすることもできないほどの走行となり、31周の終わりにピットへ向かう。しかしリア・タイヤが大幅に痛んでいたせいか、ピット・レーンを曲がることができず、グラベルに乗り上げる。ハミルトンはマーシャルにマシンを押すように要請するも、マシンは動かず、ついには諦め、ステアリングを外しマシンを降りた。

 代わってトップに立ったライコネンは、2度目のピット・ストップでソフト側のドライ・タイヤに変更。同周回にアロンソもピット作業を済ませ、ピットの出口でマッサをかわす。43周目、1ストップ作戦を採ったベッテルが4位、J・バトンが5位につける。ライコネンは次々とファステスト・ラップをマークし、アロンソとのギャップを約10秒に広げる。残り周回が少なくなる中、D・クルサードとコバライネンによる8位争いが繰り広げられる。終盤ペースを上げた3位マッサは、ファイナル・ラップで今季6度目のファステスト・ラップをマーク。前方では、ライコネンが逆転優勝のチェッカーを受け、ベルギーGP以来2戦ぶりとなる今季最多勝となる5勝目を獲得。これが通算14勝目で、クルサードの13勝を抜きアロンソの19勝に次ぐ現役2位の勝利数となった。また、フェラーリにとってF1通算200勝目をもたらしている。

 2位アロンソ、3位マッサが表彰台を獲得。以下の入賞圏内は、グリッド降格のペナルティを受けながらチームと自身にとって最高位の4位に追い上げたベッテル、5位は今季最高位でフィニッシュしたバトン、6位はチームメイトと同じく自己最高位に入ったV・リウッツィ。大荒れの中国は、今GPで優勝が決まると思われたこれがハミルトンが、F1デビュー以来初のリタイアで、まさかのノー・ポイントとなったことも意外だったが、4位以下の顔ぶれも普段と異なる並びとなった。

 ドライバーズ・ランキングはハミルトン『107』、アロンソ『103』、ライコネン『100』となり、3名が7ポイント差の中におり、最終戦ブラジルGPで優勝を争うこととなった。3名のドライバーがタイトルの可能性を残して最終戦を戦うのは、1986年のアラン・プロスト(マクラーレン)、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ(ウィリアムズ)以来21年ぶりのこととなる。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-10-08 00:31 | スポーツ・文化

F1日本GP

第15戦・日本GP決勝
 [富士スピードウェイ(1周4.563km)]

 1966年にオープンした歴史あるサーキット。1976年、77年にF1日本ラウンドが開催され、2005年のリニューアル・オープン後、初、30年ぶりの開催となる。大改装によりほぼすべてのコーナーが一新され、近代的なサーキットに生まれ変わったが、旧コースの特徴でもあった約1.5kmの超ロング・ストレートは健在。

 サーキットは朝から雨が降り続き、路面には水が溜まっている。気温17℃、路面温度22℃の超ウェット・コンディション。

 前日のフリー走行前にエンジン交換を行なったN・ロズベルグが10グリッド降格のペナルティで16番グリッドへ。また、V・リウッツィはピット・スタートを選んでいる。

 雨のため、決勝は異例のセーフティ・カー先導でスタートする形となった。この日は、全マシンがエクストリーム・ウェザー・タイヤの装着を義務づけられていた。しかし、ドライバーズ・ポイントでマクラーレンの2人を追うフェラーリは、事前にこのルールを承知しておらず、通常のウェット・タイヤを履いていた。このためセーフティ・カー誘導中の2周目にF・マッサ、3周目にK・ライコネンがそれぞれピットに入り、エクストリーム・ウェット・タイヤへ交換、給油を行なう。マクラーレンが1位2位を走行する中、フェラーリは20番手、21番手と大幅に順位を落としてしまう最悪の状態でセーフティ・カーのランプが消えるのを待つ。
 また、レース序盤、スピンした後にN・ハイドフェルドをかわしたとして、マッサはドライブスルー・ペナルティーを受ける。

 セーフティ・カーのランプが消え、レースは20周目にスタート。しかし、その直後、A・ブルツがスピンを喫し、マッサと接触したため、イエロー・フラッグ。上位3台は、L・ハミルトン、F・アロンソ、S・ベッテル。
 22周目、佐藤琢磨がピット・ストップを行なうと、給油口から炎が吹き上がる。幸い火は消え、佐藤はコースへ復帰。順位を落としていたライコネンは、後方から10位まで追い上げる。28周目以降にハミルトン、アロンソがピットへ向かい、ベッテルが自身初のラップ・リーダーとなる。

 マクラーレンが第2スティントに入ると、3位でコースに戻ったハミルトンとR・クビサが接触。両者に大きなダメージはなかったが、その直後に今度はアロンソとベッテルが接触。この隙にベッテル、ライコネンがアロンソを交わし前に出る。アロンソはマシンを破損するも、走行を続けていく。それまでピット・ストップを行なっていなかったマシンがピットに向かうと、ハミルトンがトップに復帰。ライコネンは再度のピット・ストップを行なったため、またしても順位を落としポイント圏外へ。

 しかし42周目、アロンソがヘアピン手前で、単独のウォール・クラッシュ。破片が飛び散り、再度のセーフティ・カー導入となる。ピット・ロードがオープンとなり、各マシンがピット・ストップを済ませていく。上位はハミルトン、M・ウェーバー、ベッテルに。ところが46周目、ウェーバーにベッテルが衝突、両者リタイアとなる。2人は初の表彰台が期待されていただけに残念な結末となった。

 49周目にレースが再開され、トップのハミルトンは一気に後続を引き離していく。2位H・コバライネン、3位のマッサ、4位D・クルサード。ライコネンはハイドフェルドらを交わし、5位まで浮上。更にクルサードもオーバー・テイクし、マッサの背後に着く。ここでマッサが最後のピット・イン。ライコネンは3位となり、前方のコバライネンに迫っていく。また、マッサも残り少ない周回で追い上げを見せる。

 ハミルトンは十分なギャップを築き、大波乱のレースでポール・トゥ・ウィン。ハンガリーGP以来4戦ぶりの勝利で、1996年のジャック・ビルヌーブ(ウィリアムズ)に並ぶ新人最多のシーズン4勝目を挙げ、ドライバーズ・タイトル獲得に大きな一歩を踏み出した。マクラーレンは、イタリアGP以来2戦ぶり今季8勝目。

 初の表彰台がかかるコバライネンは、ライコネンの猛追を抑え2位を死守。ルノーに今季初の表彰台をもたらした。ライコネンは僅かに届かず3位フィニッシュ。また、ファイナル・ラップでマッサとクビサが激しい6位争いを演じ、チェッカー直前にマッサがクビサをオーバー・テイクし6位でフィニッシュ。

 8位でゴールしたV・リウッツィは自身とチームに今季初のポイントをもたらした。

 アロンソは17戦ぶりのリタイア、ノーポイントに終わり、ドライバーズランキングで首位ハミルトンとの差は12ポイント。タイトル争いに大きく遅れをとり、次戦中国GPでハミルトンが初タイトルを決める可能性が出てきた。ランキング3位のライコネンもハミルトンから17ポイント差と、僅かながらタイトル獲得の可能性を残している。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-09-30 15:31 | スポーツ・文化

F1白国GP

第14戦・ベルギーGP決勝
 [サーキット・ド・スパ-・フランコルシャン(1周7.004km)]

 ヨーロッパラウンドの締め括りは「世界一美しいサーキットコース」として名高いスパ。今季のF1サーキットの中で、最も全長が長く、スパ・ウェザーと呼ばれる不安定な天候がレースを左右することも多い、ここサーキット・ド・スパ-フランコルシャンは気温21℃、路面温度34℃のドライ・コンディション。

 公式予選前にエンジン交換を行なったR・クビサが10グリッド降格のペナルティで14番グリッドへ。また、予選後にエンジンを交換しグリッド最後尾となったJ・フィジケラと、A・デビッドソンはピット・スタートを選んでいる。

 レース開始、最前列につけていたフェラーリの2台はスムーズにスタートを切り、その後方でマクラーレンの2台がサイド・バイ・サイドの接近戦を見せる。アロンソのディフェンスに押し出される形となったL・ハミルトンは、コースオフを喫しながらも、4位のポジションをキープしコースに復帰。上位4台の順位は変わらない。トップのK・ライコネン、F・マッサはそれぞれファステスト・ラップを更新しながら周回を重ねていく。後方では14番グリッドからスタートしたクビサが1台ずつマシンをかわし8番手まで追い上げる。
 15周目に入り、1回目のピット・ストップが始まっていく。ライコネンはマッサに5秒近くのギャップを築いたところでピット・イン。同周回に、ハミルトンに3秒近く差をつけたアロンソもピットへ。翌周にはマッサ、ハミルトンもピット・ストップを済ませ、上位勢に順位の変動はなし。

 第2スティントに入ると、フェラーリ勢とマクラーレン勢の差が15秒まで開く。4位を走るハミルトンはアロンソのペースについていけない。2回目のピット・ストップは、まずトップのライコネンから行ない、マッサも翌周に入る。マクラーレンのピット作業はフェラーリよりも遅く、アロンソは残り11周、ハミルトンは残り7周までコースに留まる。最後のピット・ストップを遅らせることでアロンソの前に出たかったハミルトンだが、順位を上げることはできなかった。

 マッサは34周目にファステスト・ラップをマークする勢いでライコネンの背後2秒以内に迫るが、順位は変わらず、ライコネンがポール・トゥ・ウィンでベルギーGP3連覇、第9戦イギリスGP以来5戦ぶりの今季4勝目、通算13勝目を決めた。

 フェラーリはライコネン、マッサの順で2戦ぶり今季3度目のワン・ツー・フィニッシュを飾っている。アロンソはハミルトンに10秒近くの差をつけ3位を守った。4位に終わったハミルトンのドライバーズ・ポイントは『97』となり、2位アロンソ(『95』)との差は僅か2ポイント。ライコネン『84』で、ハミルトンに13ポイント差と、辛うじてタイトル争いに踏みとどまった。

 なお、コンストラクターズタイトル争いでは、スパイ事件でマクラーレンのコンストラクターズ・ポイント剥奪との裁定が下されているため、代わって首位に立ったフェラーリが『161』、2位BMWザウバーは『90』となり、3戦を残してフェラーリの2004年以来3年ぶり通算15度目のコンストラクターズ・タイトル獲得が決定した。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-09-17 04:51 | スポーツ・文化

F1伊国GP

第13戦・イタリアGP決勝
 [アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(1周5.793km)]

 フェラーリの母国イタリア、1922年に開設された歴史ある超高速サーキット、緑豊かな、ここアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァは、気温は28℃、路面温度は34℃のドライコンディション。

 フェラーリの聖地でフロント・ロー、セカンド・ローを独占したのはマクラーレンの2台。K・ライコネンは予選前の大クラッシュが響いたのか、N・ハイドフェルドに、僅か0.009秒差で4番グリッドを奪われ、5番グリッドからのスタートとなった。
 レッド・シグナルが消えると、PPスタートのF・アロンソは好スタートを切る。しかし、2グリッド・スタートのL・ハミルトンと3番グリッド・スタートのF・マッサが1コーナーで接触しながら2番手を争う。辛くも2位につけたのはハミルトン。その直後では、ソフト・タイヤでスタートした5番手ライコネンがハイドフェルドを交わし4位浮上。

 2周目、D・クルサードのフロント・ウィングが破損し、クルバ・グランデのタイヤバリアにクラッシュ。無事にマシンから脱出したものの、マシンと破片の撤去のためにヨーロッパGP以来のセーフティ・カー導入。

 7周目にセーフティ・カーがピットに戻りレースは再開。その直後、9周目にマッサがピットイン。タイヤ交換と給油を済ませてコースに戻るが、マシンのスピードが上がらず次の周に再びピット・イン。修復を試みるがリタイアとなる。

 その間、マクラーレンの2台は後続との差を広げ、15周終了時には首位アロンソとチ3位に浮上したライコネンの差は約10秒に拡大。しかし、19周目にハミルトン、21周目にアロンソが1回目のピット・ストップを行ない、ライコネンが暫定首位に浮上する。

 ライコネンは26周目までピット・ストップを遅らせ、ソフトからハードにタイヤに履き替え、長めの給油。1ストップ作戦が確実となった。再びアロンソ、ハミルトン、ライコネンの順位となるが、もう一度ピット・ストップを行なうマクラーレン勢はライコネンとの差を広げるためペースを上げる。

 41周目、ハミルトンが2度目のピット・ストップを行なうも、その間にライコネンが2位浮上。しかし、2周後の43周目、ハミルトンが1コーナーでライコネンのイン側に飛び込みオーバーテイク、2位の座を奪い返した。アロンソは2回目のピット・ストップを終えてトップでコースに復帰。そのままリードを守り切りチェッカーを受けた。

 アロンソは、第10戦ヨーロッパGP以来の優勝で今季初めて4勝を挙げたドライバーとなり、通算19勝目。さらに今季2度目のポール・トゥ・ウィンで、今季3度目のファステストラップもマークし、イタリアGP自身初勝利を飾った。2位はハミルトンで、今季7勝目を挙げたマクラーレンは今季4度目のワン・ツーフィニッシュも記録している。3位はライコネン。

 今季ベスト・タイの10番グリッドからスタートした、J・バトンは8位入賞。今季2度目のポイントを獲得している。
 
 ドライバーズ・ポイントは、首位ハミルトンと2位アロンソの差が5ポイントから3ポイントに縮まる。ライコネンは3位に浮上したものの、ハミルトンとの差は18ポイントに拡大。リタイアに終わったマッサは首位から23ポイント差となった。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-09-10 00:31 | スポーツ・文化

F1土国GP

第12戦・トルコGP決勝
 [イスタンブールパーク・サーキット(1周5.338km)]

 上海国際サーキットなどを手がけるドイツ人デザイナー、ヘルマン・ティルケが設計し2005年に完成した。数少ない反時計回りのイスタンブールパーク・サーキット、決勝は晴天に恵まれ、気温35℃、路面温度51℃のドライコンディション。

 スタート前、Hondaの2台はエンジン交換のペナルティを受け、J・バトンが21番グリッド、R・バリチェロが最後尾の22番グリッドに降格となった。

 普段使用されていないコースだけに偶数列不利と言われていたが、案の定、スタート直後、3番グリッドのK・ライコネンがL・ハミルトンをかわして2位に、F・アロンソはBMWザウバーの2台に先を行かれ、2位降格の6位にと、2番、4番グリッドに付けたマクラーレンが2台とも順位を落とす。また、その後方では9番グリッドからスタートしたJ・トゥルーリが、他車と接触。ハーフ・スピンし21番手に後退する。

 PPからスタートしたF・マッサと、それに続くライコネンは順調に周回を重ね、ハミルトンを引き離し、1,2体勢を徐々に築いていく。
 13周目に入るところで1度目のピット・ストップが始まり、上位勢では最後にピット作業を行なったハミルトンがフェラーリ勢に迫るが順位は変わらず。一方でN・ハイドフェルドに前を抑えられていたアロンソが4位に浮上。今回もマッサ、ライコネン、ハミルトン、アロンソの順位で4強が上位を形成する。

 1度目のピット・ストップが終わった時点では、ライコネンとハミルトンのタイム差は約2秒だったが、周回が進むにつれ6秒以上のギャップに広がる。アロンソは、ハミルトンの約14秒後方を走行。ライコネンは2度目のピット・ストップを前に、マッサとの差を1秒以内に縮め、残り17周でピット・イン。しかし翌周にピット作業を行なったマッサは、トップの座を守ってコースに戻っていく。

 残り16周目、ハミルトンを異変が襲う。突如右フロントタイヤがバーストし、スローダウン。辛うじてピットにマシンを戻し、タイヤ交換と給油作業を終えるが、5位に後退。その直前にピット・ストップを済ませていたアロンソが3位にポジションを上げる。その後、ペースの上がらないハミルトンに6位走行のH・コバライネンが迫っていくが、ハミルトンが5位を死守。

 小さなミスはあったものの常に安定した走りを見せたマッサが自身通算5勝目、第4戦スペインGP以来8戦ぶりの今季3勝目、そしてトルコGP2年連続のポール・トゥ・ウィンを達成。フェラーリは第9戦イギリスGP以来の今季6勝目を挙げた。これで4強、ハミルトン、アロンソ、マッサ、ライコネンが各3勝ずつと並んだ。
 優勝こそ逃したがただでは終わらせないライコネンは56週目にペースを落とし、前方をクリアにした状態から、57周目に2戦連続今季5度目となるファステスト・ラップを記録し2位でフィニッシュ。フェラーリは第8戦フランスGP以来、4戦ぶりのワン・ツーフィニッシュ。終始辛い走りとなったアロンソだが、運を味方に付け自身F1出走100戦目を3位表彰台で祝った。

 ドライバーズ・ポイントは、トップのハミルトンとアロンソの差が5ポイントとなり、また、マッサがライコネンを抜き3位、ライコネンがマッサと1ポイント差の4位。ますます目が離せない闘いとなっている。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-08-27 01:31 | スポーツ・文化

F1洪国GP

第11戦・ハンガリーGP決勝
 [ハンガロリンク(1周4.381km)]

 ブダペスト郊外、1986年に東欧で初めてF1を開催したハンガリー、21年目のハンガロリンクは、靄に包まれつつも、好天、気温27℃、路面温度37℃のドライ・コンディション。

 スタート前、PPを獲得していたF・アロンソは、公式予選Q3でチームメイトのL・ハミルトンのピット作業を遅らせたとして、5グリッド降格のペナルティを受け6番グリッドへ。また、ルノーのG・フィジケラも、スパイカーの山本左近の進路妨害を行なったため、8番グリッドから13番グリッドへ降格処分となった。

 スタートが切られると、3番グリッド・スタートのK・ライコネンがN・ハイドフェルドをかわし2位に浮上。アロンソに代わってPPからスタートしたハミルトン、ライコネンが、それぞれファステスト・ラップを更新しながら1分20秒台で走行を重ね後続を引き離していく。
 6番グリッド・スタートのアロンソは、一時8位に順位を落とすものの4周目には6位まで浮上。また、14番グリッド・スタートのF・マッサは、佐藤琢磨らに前を行かれ、16番手からなかなか順位が上がらない。

 17周目を過ぎた辺りから1度目のピット・ストップが始まる。ハミルトン、ライコネンは同周回にピット作業を行ない、上位勢は3位ハイドフェルドまで順位に変動なし。5位、R・シューマッハと接戦を演じるアロンソは、3ストップ作戦を採ったN・ロズベルグ、BMWザウバー勢の間を縫って4位浮上。各マシン最後のピット・ストップが終わると、ハミルトン、ライコネンが1秒以内のトップ争い、そして3位ハイドフェルドとアロンソが表彰台を賭けてやはりコンマ数秒の激しいバトルを繰り広げる。

 ライコネンはファイナル・ラップで今季4度目のファステスト・ラップを叩き出すものの、ハミルトンがトップを守りきりチェッカーを受けた。ハミルトンは第7戦アメリカGP以来4戦ぶりの優勝で、ライコネン、アロンソに並ぶ今季3勝目を挙げている。
 マクラーレンは前戦ヨーロッパGPに続く連勝で今季6勝目。また、ハイドフェルドもアロンソの猛追を振り切って3位に入り、第6戦カナダGP以来今季2度目の表彰台獲得。アロンソは表彰台に届かず4位、また、マッサはグリッド順位から僅か1つ上げただけの13位でノー・ポイントに終わった。

 シューマッハは今季ベスト・リザルトで、カナダGP以来のポイント獲得。トヨタにとっては、今季ベスト・タイのリザルトだった。

 今回、予選時のマクラーレンの行為に対し、レース審査委員会はハンガリーGPでのポイントを無効とする裁定を下したため、マクラーレンのコンストラクターズ・ポイントは加算されず、コンストラクターズ・ランキングは『138』のままであるが、フェラーリはライコネンの8ポイントが加わったのみで、差は殆ど縮まることなく、マクラーレンが首位をキープしている。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-08-06 01:31 | スポーツ・文化

2008年F1GP

 現地時間27日、FIA(国際自動車連盟)から、来季2008年シーズンのF1カレンダーの発表があった。

 来季はアメリカGPが消滅、代わってシンガポールGPとスペイン・バレンシアでのヨーロッパGPが初開催。どちらも市街地コースでのレースが予定されており、シンガポールGPはF1史上初のナイト・レースとなる可能性も。但し、どちらもFIAによるサーキットの承認が降りることが条件となる。また、カナダGPは、契約上の理由で今のところ暫定的なスケジュールとなっている。

 今季で最後と噂されたマニクールでのフランスGPだが、どうやら来季もマニクールでの開催、更に2009年のGPもマニクールで行われる様だ。また、今季ニュルブルクリンクでヨーロッパGPとして開催されたドイツでのレースだが、来季はドイツGPとしてホッケンハイムで行なわれる。

 来季はトルコGPが5月に開催。今季よりも連戦が減り、最終戦ブラジルGPは通常よりも遅い11月2日に開催となるが、シンガポール、中国、日本の極東3連戦は楽しみなところ。日本GPまで優勝が決まっていないことを祈りたい。

開催日程カレンダー(決勝)
[PR]
by Dicco | 2007-07-28 15:31 | スポーツ・文化

F1欧州GP

第10戦・ヨーロッパGP決勝
 [ニュルブルクリンク(1周5.148km)]

 ニュルブルク城の丘を周回する、天候の変化が起こりやすいニュルブルクリンクは、決勝スタート直後の雨が予報されるが、気温19℃、路面温度30℃のドライ・コンディション。

 前日の公式予選でクラッシュに見舞われ、決勝の出走が危ぶまれていたL・ハミルトンだが、決勝当日にFIA(国際自動車連盟)による健康適性検査を受け許可が出たため10番グリッドに着く。
 フォーメーション・ラップが終わり、今日がF1デビュー戦となるM・ヴィンケルホック(C・アルバースが解雇されたため、今レースからスパイカーのパイロットとなった)がピットに戻りインタ・ミディエイト・タイヤに履き替える。スタートが切られると、3番グリッド・スタートのF・マッサは、2番グリッド・スタートのF・アロンソを交わし2位に浮上。後方ではBMWザウバー同士の接触などもあるが、その隙にハミルトンが一気に4位に浮上。しかしその直後タイヤがバースト、順位を最下位まで落とす。
 1周目が終わる前に、突然の豪雨に見舞われ、路面は完全にウェットとなってしまい、ドライ・タイヤを装着していたマシンは次々とピット・イン。

 しかし、トップを走行していたK・ライコネンは、ピット・レーンの直前でマシンを滑らせ、もう1周の走行を余儀なくされる。ライコネンが大幅に順位を落とし、上位陣がタイヤ交換を行なう間に、予めウェット・タイヤに履き替えていたM・ヴィンケルホックがトップとなる意外な展開に。
 コースはウェット・タイヤを装着していても、コーナリングが安定しない程の悪コンディションで、バトンがスリップすると、続いてハミルトンを含む5台が1コーナーを曲がりきれずにコース・オフ。しかし、エンジンが止まっていなかったハミルトンは、クレーンにマシンをつり上げさせグラベルから脱出しレースに復帰。また、危うく1周遅れになり兼ねなかったライコネンは、混乱に乗じて7番手まで復帰した。
 1コーナーの連続コース・オフに伴いセーフティ・カーが導入されるが、そのセーフティ・カーすらまともに走行できないため、5周目に赤旗中断。

 現地時間14時35分、セーフティ・カーの先導でレースが再開。8周目にセーフティ・カーが戻り、ヴィンケルホックが次々と順位を落とし、1位マッサ、2位アロンソのフェラーリ対マクラーレンといういつもの形に。路面が乾いていくと、H・コバライネンに詰まっていたライコネンがいち早くピットに戻りドライ・タイヤへ変更すると、その翌周、上位勢も一斉にタイヤ交換のためピットへ。早めに行動したライコネンが見事に3位浮上。マッサ、アロンソ、ライコネンが5秒以内で周回を重ねる。

 トップのマッサは徐々に後続とのギャップを築き、アロンソとライコネンの差が2秒以内に縮まっていく。しかし35周目、ライコネンは突如スロー・ダウン。今季2度目のリタイアで痛恨のノー・ポイントに終わる。

 残り周回が10周を切ったところで、またも雨が降ってくる。各マシンが再びインタ・ミディエイト・タイヤに履き替えると、トップを行くマッサのペースが上がらず、残り5周でアロンソにオーバー・テイクを許す。


 リタイアは計9台、予選から波乱の多かったヨーロッパGP、アロンソが5戦ぶりの優勝、今季3勝目を挙げた。マクラーレンは3戦ぶり今季5勝目。マッサが2位。3位にはM・ウェーバーが入り、ウィリアムズ時代の2005年モナコGP以来、自身最高位タイのリザルトで、チームに2006年モナコGP以来の表彰台をもたらしている。

 最後まで諦めずにポイントを狙い続けたハミルトンだが、惜しくも1周遅れの9位に終わり、自身初のノー・ポイント。デビュー以来連続表彰台獲得の記録も9戦でストップした。
 
 ハミルトンとライコネンがノー・ポイントに終わる一方で、10ポイントを獲得したアロンソがハミルトンとのドライバーズ・ポイントを2ポイント差に縮め、8ポイントを獲得したマッサがライコネンを抜き3位に浮上した。

結果
[PR]
by Dicco | 2007-07-23 01:31 | スポーツ・文化