我楽多が沢山


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F1土国GP

第12戦・トルコGP決勝
 [イスタンブールパーク・サーキット(1周5.338km)]

 上海国際サーキットなどを手がけるドイツ人デザイナー、ヘルマン・ティルケが設計し2005年に完成した。数少ない反時計回りのイスタンブールパーク・サーキット、決勝は晴天に恵まれ、気温35℃、路面温度51℃のドライコンディション。

 スタート前、Hondaの2台はエンジン交換のペナルティを受け、J・バトンが21番グリッド、R・バリチェロが最後尾の22番グリッドに降格となった。

 普段使用されていないコースだけに偶数列不利と言われていたが、案の定、スタート直後、3番グリッドのK・ライコネンがL・ハミルトンをかわして2位に、F・アロンソはBMWザウバーの2台に先を行かれ、2位降格の6位にと、2番、4番グリッドに付けたマクラーレンが2台とも順位を落とす。また、その後方では9番グリッドからスタートしたJ・トゥルーリが、他車と接触。ハーフ・スピンし21番手に後退する。

 PPからスタートしたF・マッサと、それに続くライコネンは順調に周回を重ね、ハミルトンを引き離し、1,2体勢を徐々に築いていく。
 13周目に入るところで1度目のピット・ストップが始まり、上位勢では最後にピット作業を行なったハミルトンがフェラーリ勢に迫るが順位は変わらず。一方でN・ハイドフェルドに前を抑えられていたアロンソが4位に浮上。今回もマッサ、ライコネン、ハミルトン、アロンソの順位で4強が上位を形成する。

 1度目のピット・ストップが終わった時点では、ライコネンとハミルトンのタイム差は約2秒だったが、周回が進むにつれ6秒以上のギャップに広がる。アロンソは、ハミルトンの約14秒後方を走行。ライコネンは2度目のピット・ストップを前に、マッサとの差を1秒以内に縮め、残り17周でピット・イン。しかし翌周にピット作業を行なったマッサは、トップの座を守ってコースに戻っていく。

 残り16周目、ハミルトンを異変が襲う。突如右フロントタイヤがバーストし、スローダウン。辛うじてピットにマシンを戻し、タイヤ交換と給油作業を終えるが、5位に後退。その直前にピット・ストップを済ませていたアロンソが3位にポジションを上げる。その後、ペースの上がらないハミルトンに6位走行のH・コバライネンが迫っていくが、ハミルトンが5位を死守。

 小さなミスはあったものの常に安定した走りを見せたマッサが自身通算5勝目、第4戦スペインGP以来8戦ぶりの今季3勝目、そしてトルコGP2年連続のポール・トゥ・ウィンを達成。フェラーリは第9戦イギリスGP以来の今季6勝目を挙げた。これで4強、ハミルトン、アロンソ、マッサ、ライコネンが各3勝ずつと並んだ。
 優勝こそ逃したがただでは終わらせないライコネンは56週目にペースを落とし、前方をクリアにした状態から、57周目に2戦連続今季5度目となるファステスト・ラップを記録し2位でフィニッシュ。フェラーリは第8戦フランスGP以来、4戦ぶりのワン・ツーフィニッシュ。終始辛い走りとなったアロンソだが、運を味方に付け自身F1出走100戦目を3位表彰台で祝った。

 ドライバーズ・ポイントは、トップのハミルトンとアロンソの差が5ポイントとなり、また、マッサがライコネンを抜き3位、ライコネンがマッサと1ポイント差の4位。ますます目が離せない闘いとなっている。



【結果】

1:■■F・マッサ
2:■■K・ライコネン
3:F・アロンソ
4:□N・ハイドフェルド
5:L・ハミルトン
6:H・コバライネン
7:□■N・ロズベルグ
8:□R・クビサ

【ドライバーズ・ポイント】
1:L・ハミルトン(84)
2:F・アロンソ(79)
3:■■F・マッサ(69)
4:■■K・ライコネン(68)
5:□N・ハイドフェルド(47)
6:□R・クビサ(29)
7:H・コバライネン(19)
8:G・フィジケラ(17)

【コンストラクターズ・ポイント】
1:ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス(148)
2:■■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ(137)
3:□BMWザウバーF1チーム(77)
4:INGルノーF1チーム(36)
5:□■AT&Tウィリアムズ・チーム(22)
6:レッドブル・レーシング(16)
7:□パナソニック・トヨタ・レーシング(12)
8:□SUPER AGURI F1チーム(4)
9:■HondaレーシングF1チーム(1)

【ライコネン・コメント】
 「もちろん優勝したかったよ。でも、おそらくレースは昨日の午後の予選セッションでカタがついていたんだ。最大のライバルがチーム・メイトだと、未知の要素は少ないし、何かを思いつく余地だって少ないものだよ。けれど、重要なことはフェラーリ2台が他の誰よりも前にいることだし、いずれにせよ僕たちはチャンピオン・シップでトップとの差を詰めることができた。僕は良いスタートを切って、その後はちょっとアンダー・ステアになったけど、数周後には解消したよ。2セット目のタイヤは1セット目ほど機能していなかったね。終盤のファステスト・ラップ?レースの間中ずっと他のマシンの後ろで過ごすことに、ちょっと飽きてしまって。それで自分が本当はどのくらい速く走れるはずだったのか試してみたんだ。モンツァではレースに向けてできる限り最高の状況にするために、いい予選にしなければ。」

Pick Up
 今日は、昨年に続いてトルコGPポール・トゥ・ウィンを飾ったF・マッサのコメント。
【マッサ・コメント】
 「ここは僕にとって特別な場所になってるね!本当に素晴らしい優勝だ!僕はレースの状況をコントロールしながら、終始集中を保ったんだ。唯一第2スティントの終盤にターン7で小さなミスを犯してしまい、そのためにキミとの差が縮まって僕のすぐ後ろまで迫られてしまった。僕は絶好のスタートを切ることができた。そして難しいレースと言われていたにもかかわらず、マシンの挙動は完璧だったよ。今日の結果は今シーズン終盤を見据えるうえで大いに勇気づけられる。こんな週末の後でモンツァに向かうなんて最高だね。これからも同じように努力を続けて、ベストを尽くさなければならない。」
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by Dicco | 2007-08-27 01:31 | スポーツ・文化