我楽多が沢山


by Dicco
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

F1洪国GP

第11戦・ハンガリーGP決勝
 [ハンガロリンク(1周4.381km)]

 ブダペスト郊外、1986年に東欧で初めてF1を開催したハンガリー、21年目のハンガロリンクは、靄に包まれつつも、好天、気温27℃、路面温度37℃のドライ・コンディション。

 スタート前、PPを獲得していたF・アロンソは、公式予選Q3でチームメイトのL・ハミルトンのピット作業を遅らせたとして、5グリッド降格のペナルティを受け6番グリッドへ。また、ルノーのG・フィジケラも、スパイカーの山本左近の進路妨害を行なったため、8番グリッドから13番グリッドへ降格処分となった。

 スタートが切られると、3番グリッド・スタートのK・ライコネンがN・ハイドフェルドをかわし2位に浮上。アロンソに代わってPPからスタートしたハミルトン、ライコネンが、それぞれファステスト・ラップを更新しながら1分20秒台で走行を重ね後続を引き離していく。
 6番グリッド・スタートのアロンソは、一時8位に順位を落とすものの4周目には6位まで浮上。また、14番グリッド・スタートのF・マッサは、佐藤琢磨らに前を行かれ、16番手からなかなか順位が上がらない。

 17周目を過ぎた辺りから1度目のピット・ストップが始まる。ハミルトン、ライコネンは同周回にピット作業を行ない、上位勢は3位ハイドフェルドまで順位に変動なし。5位、R・シューマッハと接戦を演じるアロンソは、3ストップ作戦を採ったN・ロズベルグ、BMWザウバー勢の間を縫って4位浮上。各マシン最後のピット・ストップが終わると、ハミルトン、ライコネンが1秒以内のトップ争い、そして3位ハイドフェルドとアロンソが表彰台を賭けてやはりコンマ数秒の激しいバトルを繰り広げる。

 ライコネンはファイナル・ラップで今季4度目のファステスト・ラップを叩き出すものの、ハミルトンがトップを守りきりチェッカーを受けた。ハミルトンは第7戦アメリカGP以来4戦ぶりの優勝で、ライコネン、アロンソに並ぶ今季3勝目を挙げている。
 マクラーレンは前戦ヨーロッパGPに続く連勝で今季6勝目。また、ハイドフェルドもアロンソの猛追を振り切って3位に入り、第6戦カナダGP以来今季2度目の表彰台獲得。アロンソは表彰台に届かず4位、また、マッサはグリッド順位から僅か1つ上げただけの13位でノー・ポイントに終わった。

 シューマッハは今季ベスト・リザルトで、カナダGP以来のポイント獲得。トヨタにとっては、今季ベスト・タイのリザルトだった。

 今回、予選時のマクラーレンの行為に対し、レース審査委員会はハンガリーGPでのポイントを無効とする裁定を下したため、マクラーレンのコンストラクターズ・ポイントは加算されず、コンストラクターズ・ランキングは『138』のままであるが、フェラーリはライコネンの8ポイントが加わったのみで、差は殆ど縮まることなく、マクラーレンが首位をキープしている。



【結果】

1:L・ハミルトン
2:■■K・ライコネン
3:□N・ハイドフェルド
4:F・アロンソ
5:□R・クビサ
6:□R・シューマッハ
7:□■N・ロズベルグ
8:H・コバライネン

【ドライバーズ・ポイント】
1:L・ハミルトン(80)
2:F・アロンソ(73)
3:■■K・ライコネン(60)
4:■■F・マッサ(59)
5:□N・ハイドフェルド(42)
6:□R・クビサ(28)
7:G・フィジケラ(17)
8:H・コバライネン(16)

【コンストラクターズ・ポイント】
1:ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス(138)
2:■■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ(119)
3:□BMWザウバーF1チーム(71)
4:INGルノーF1チーム(33)
5:□■AT&Tウィリアムズ・チーム(20)
6:レッドブル・レーシング(16)
7:□パナソニック・トヨタ・レーシング(12)
8:□SUPER AGURI F1チーム(4)
9:■HondaレーシングF1チーム(1)

【ライコネン・コメント】
 「今日の最大の狙いは、タイトル争いのために3人の最大のライバル達とのポイント差を詰めることだった。僕はそれを達成できなかったから、大満足とは言えないよ。僕たちはレース・ペースではとてもいいマシンを頼りに出来るとわかっていたし、実際にそうなった。前方がクリアになっているコースをドライブ出来た時のいくつかの場面を見れば、明らかだったようにね。でもそれは、優勝するには十分じゃなかった。自分と同じようなスピードで走るマシンに肉迫している時というのは、前のマシンがミスを犯さない限りオーバー・テイクが凄く難しいんだ。とりわけ、ここみたいなコースではね。僕は最後の最後まで勝とうと戦ったけど、ハミルトンを追い越すためのチャンスらしきものは一度もなかった。僕たちは同時に最初のピット・ストップに入ったけど、その時点での給油量の選択が最終結果の決め手になってしまったね。でも少しずつコースにラバーが乗ってグリップが増すにつれて、僕のパフォーマンスは向上した。明らかにいくつかのコースでは、僕たちは予選でひどく苦戦しているけど、何故なのか理解する必要がある。この先のレースで状況は絶対によくなると僕は思うよ。まずはイスタンブールからだね。」

Pick Up
 今日は、今季2回目表彰台を獲得したN・ハイドフェルドのコメント。
【ハイドフェルド・コメント】
 「僕にとって最高のレースになったよ。表彰台に立つのは今年2回目だし、表彰台は今シーズンの僕らの『目標リスト』に入っているんだ。僕はコースの汚れた側でスタートを失敗して、キミにポジションを奪われてしまった。でも、いずれにせよ今日はL・ハミルトンと彼は明らかに速かったから、好スタートを切ったとしても大して変わらなかったと思う。2セット目と3セット目のタイヤは扱いにくかった。そして『お化け』相手にレースをするのは楽ではなかったよ。もちろんF・アロンソと競っていることはわかっていたけど、異なる戦略を立てていたから、僕には彼が見えていなかったんだ。僕たちは今週末早々に3ストップ戦略でいくと決めていた。なぜならソフト・タイヤがトラブルを引き起こしていたからね。僕はそれを最終スティントで、マシンが比較的軽く、コースにラバーがたっぷり乗っている時だけ使ったんだ。フェルナンドはほとんどの場所で僕よりも速くてプレッシャーをかけてきたけど、彼がオーバー・テイクするここぞというチャンスはなかったようだ。ここでは、とても難しいからね。」
[PR]
by Dicco | 2007-08-06 01:31 | スポーツ・文化