我楽多が沢山


by Dicco
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F1米国GP

第7戦・アメリカGP決勝
 [インディアナポリス・モータースピードウェイ(1周4.192km)]

 インディ500が開催されることでも有名な、ここインディアナポリス・モータースピードウェイは、気温35℃、路面温度54℃、晴天の広がるドライ・コンディション。

 レース前、2番グリッド、F・アロンソのすぐ前に、クラシック・カーがオイルを撒いてしまうというトラブルが起きる。おがくずで処理はされたものの、スタート前アロンソは余計なプレッシャーを受けてのスタートということになった。
 フォーメーション・ラップを終え、レースがスタートすると、PP・スタートのL・ハミルトンがトップ、心配されたアロンソも2位をキープ、3位にF・マッサとトップ3台はスムーズなスタートを切る。しかし、4番グリッド・スタートのK・ライコネンは出遅れ、N・ハイドフェルド、H・コバライネンに割り込まれて6位に順位を落とす。
 後方ではR・シューマッハ、R・バリチェッロ、D・クルサードが絡み、イエロー・フラッグ。この3台はレースを終えた。

 ハミルトン、アロンソ、マッサ、ハイドフェルドまでのタイム差がそれぞれ3秒以内、やや遅れてコバライネンとライコネンが1秒以内で続く。11位を走行するV・リヴィッツィ以降は大渋滞。8周目辺りからリヴィッツィとブルツが11位争い、J・バトンとG・フィジケラが16位争いと、後方では激しい戦いの連続となる。また、審議されていた佐藤琢磨がペナルティ(イエロー・フラッグ中の追い越し)を受けるが、14周目にスピン、コース・オフを喫し、ペナルティ未消化のままレースを終える。またハイドフェルドは大きくコースを外しその隙にコバライネンに抜かれる。

 20周目を過ぎ、1度目のピット・ストップが始まる。上位3名の順位は変わらず。コバライネンがピット・アウトすると、1秒以内で5位争いをしていたハイドフェルド、ライコネンの2台と1コーナーで勝負となる。ライコネンはストレート上でハイドフェルドをオーバー・テイクし、ピットから出てきたコバライネンも抑え5位に浮上。ハイドフェルドもコバライネンを抑える。
 一方、トップでは、マクラーレン同士のバトルが激しくなる。数珠つなぎの周回遅れを交わす間にトップのハミルトンとアロンソのギャップが1秒以内に縮まり、38周目にはアロンソがハミルトンにオーバーテイクを仕掛ける。しかし、ハミルトンは譲らない。

 1ストップ作戦を採用し、4位を走行していたN・ロズベルグがピットに入ると、代わって4位となったライコネンがラップ・タイムを縮め、3位のマッサに追いついていく。
 2回目のピット・ストップを終えると、バトルはハミルトン対、アロンソ、マッサ対ライコネンと、マクラーレンとフェラーリはチームメイト同士で繰り広げられる。トップのハミルトンとアロンソの差は2秒以内、マッサとライコネンの差は僅か1秒以内。激しいバトルを繰り広げたままハミルトンがトップを、マッサが3位を守り切ってチェッカーを受けた。

 ハミルトンは終始安定した走りで、2戦連続のポール・トゥ・ウィン。デビュー以来7戦連続入賞とF1新記録を更新し続けている。2位はアメリカGP初表彰台のアロンソ。マクラーレンは2001年M・ハッキネン以来のアメリカGP優勝。今季3度目のワン・ツーフィニッシュ。
 今季2度目のファステスト・ラップをマークしたライコネンは4位。6位にバーレーンGP以来のポイントを獲得したJ・トゥルーリ、7位に今季初入賞のM・ウェーバー。入賞圏内を走行していたハイドフェルド、ロズベルグがマシン・トラブルでストップしたため、R・クビサに代わり急遽出場しているC・ベッテルが8位でデビュー戦入賞。19歳349日での初入賞は、2000年にJ・バトン(BMWウィリアムズ)がマークした20歳67日を上回るF1史上最年少記録となった。



【結果】

1:L・ハミルトン
2:F・アロンソ
3:■■F・マッサ
4:■■K・ライコネン
5:H・コバライネン
6:□J・トゥルーリ
7:M・ウェバー
8:□C・ベッテル

【ドライバーズ・ポイント】
1:L・ハミルトン(58)
2:F・アロンソ(48)
3:■■F・マッサ(37)
4:■■K・ライコネン(32)
5:□N・ハイドフェルド(26)
6:G・フィジケラ(13)
7:□R・クビサ(12)
7:H・コバライネン(12)

【コンストラクターズ・ポイント】
1:ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス(106)
2:■■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ(71)
3:□BMWザウバーF1チーム(39)
4:INGルノーF1チーム(25)
5:□■AT&Tウィリアムズ・チーム(13)
6:□パナソニック・トヨタ・レーシング(9)
7:レッドブル・レーシング(6)
8:□SUPER AGURI F1チーム(4)

【ライコネン・コメント】
 「マシンのレース・ペースはとても速かったけど、スタートで順位を落としたことが高い代償となったね。遅いマシンの後ろで貴重な時間を失ってしまったんだ。前にいるマシンに接近していると空力のダウン・フォースを大幅に失ってしまうから、オーバー・テイクは難しいね。終盤にはフェリペに近づいたけど、彼をオーバー・テイクするにはこれぞというチャンスが一度もなかった。それに僕たちは2人とも次のレースのことを考えていたんだ。次戦でも同じエンジンを使うことになるからね。特に予選に関して、僕たちは改善を図らなければ。なぜなら、僕たちの目標は努力して勝つことでなければならないからだよ。」

Pick Up
 今日は、クビサに代わり急遽レースに参加、見事入賞を成し遂げた、新人ベッテルのコメント。
【ベッテル・コメント】
 「素晴らしいね。僕が想像していたよりレースが長いということ以外にも楽しいことが沢山あった。1コーナーはかなりタイトだったから、なんとかポイントを獲れたのはかなりラッキーだったと思う。スタートはまずまずだったけど、あまり良くもなかった。マシンが接近しているのが見えたので、ちょっとだけブレーキを遅らせることにしたんだけど、そしたら前の何台かにすぐ追いつけた。事故を避けるためにターン2をカットすることにしたんだけど、かなり順位を落としたね。その後は渋滞に捕まってしまって、そのせいで戦略が多少台なしになった。最初のレースを完走できたのは良いことだし、ポイント圏内は尚更良いよね。マシンは好調だった。もう少し速く走れたかもしれないけど、何度も渋滞に引っかかったし、他のドライバーたちも寝てるわけじゃなくて、どうやって順位を守るかわかっているから、ここでオーバー・テイクするのは極端に難しいね。最後にチェッカー・フラッグを見た時は、かなりホッとしたよ。僕自身と素晴らしい仕事をしてくれたチームに、とても満足している。僕に言えることはただ1つ、僕を支えてくれたメカニックとエンジニアのみんなにありがとうということだよ。」
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by Dicco | 2007-06-18 04:30 | スポーツ・文化