我楽多が沢山


by Dicco
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F1西国GP

第4戦・スペインGP決勝
 [サーキット・ド・カタロニア(1周4.655km)]

 バルセロナから北へ20kmの郊外、オフシーズンに各チームのテストが頻繁に行われる、テクニカル・コースとして有名な、サーキット・ド・カタロニアは、気温29℃、路面温度47℃のドライ・コンディション。
 
フォーメーションラップを終え、各マシンがグリッドに着いていく中、6番グリッドのJ・トゥルーリがマシン・トラブルを訴え、イエローフラッグ。エクストラ・フォーメーション・ラップが行なわれ、レースは66周から65周に変更。
 スタート直後、2番グリッド・スタートのF・アロンソはPPスタートのF・マッサに仕掛けるが、マッサがインを守り、アロンソは1コーナーをオーバー・ラン、4位にポジションを落とす。また、この間に4番グリッド・スタートのL・ハミルトンが3番グリッド・スタートのK・ライコネンを交わし2位浮上。トップを守ったマッサを先頭に、ハミルトン、ライコネン、アロンソのオーダーとなる。
 中盤では、スペースを失ったA・ブルツが、前を走行するR・シューマッハと接触。両者ピットに戻り、ブルツはここでリタイア。シューマッハは最後尾に順位を落とす。

 マッサは順調にファステスト・ラップを更新しながら後方とのギャップを築いていくが、。10周目、チーム・メイトであるライコネンのマシンが突如スローダウン。ピットに戻り、そのままマシンを降りる。

 19周目に差しかかったところで、マッサとアロンソが同時に1回目のピット・ストップ。マッサはタイヤ交換と給油を終えマシンをスタートさせるが、給油口から火が噴き上がる。幸いすぐに火は消え、マッサは無事にコースへ復帰。また、その2周後、R・バリチェッロはピットから出たところで、チームメイト、J・バトンと接触。バトンはフロントウィングを失い、翌周、再度ピット・イン。さらにラップ・リーダーとなっていたN・ハイドフェルドは1回目のピットで右フロント・タイヤの交換に手間取り、ホイールが固定されないままコースに出たため、翌週、再びピットへ。これにより大きく順位を落とす。
 
 13番グリッドからスタートした佐藤琢磨だが、残り7周で8位を走行するフィジケラが3回目のピット・ストップの間にギャップを詰め8位に浮上。フィジケラは、ファイナル・ラップまで1秒以内の差で佐藤を攻めるが、佐藤がポジションを守り切り、念願の1ポイント。
 マッサはファステスト・ラップも記録し、ポール・トゥ・ウィンで完全勝利。マレーシアに続く2連勝、通算4勝目。フェラーリは今季4戦中3勝だが、コンストラクターズ・ポイントでは常に安定してポイントを重ねるマクラーレンが1位をキープ。

 マレーシアを終え22ポイントで並んだ3人だが、全レースで表彰台に上がった大型新人ハミルトンが、ここで単独ポイントリーダーに躍り出る。ライコネンはノーポイントのため、マッサがライコネンを抜き3位浮上。チャンピオン争いはさらに白熱してゆく。



【結果】

1:■■F・マッサ
2:L・ハミルトン
3:F・アロンソ
4:□R・クビサ
5:D・クルサード
6:□■N・ロズベルグ
7:H・コバライネン
8:□佐藤琢磨

【ドライバーズ・ポイント】
1:L・ハミルトン(30)
2:F・アロンソ(28)
3:■■F・マッサ(27)
4:■■K・ライコネン(22)
5:□N・ハイドフェルド(15)
6:□R・クビサ(8)
7:G・フィジケラ(8)
8:□■N・ロズベルグ(5)

【コンストラクターズ・ポイント】
1:ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス(58)
2:■■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ(49)
3:□BMWザウバーF1チーム(23)
4:INGルノーF1チーム(11)
5:□■AT&Tウィリアムズ・チーム(5)
6:□パナソニック・トヨタ・レーシング(5)
7:レッドブル・レーシング(4)
8:□SUPER AGURI F1チーム(1)

【ライコネン・コメント】
 「正直なところ、とても残念だということ以外、話すことは殆どないよ。僕はスタートでハミルトンに抜かれてしまったけど、3番手に戻るためにフェリペとフェルナンドの間の争いを最大限に利用したんだ。いいペースで走っていて、好結果を出せたはずだった。でも突然マシンに電子系統のトラブルが発生して、僕にできるのはガレージに戻ることしかなかった。貴重なポイントを失ったけど、挽回するためにまだ13戦ある。」

Pick Up
 今日は、今期初、チームに貴重な1ポイントをもたらした佐藤琢磨のコメント。
【佐藤・コメント】
 「ただただ、驚くべき週末だった。チームも本当に素晴らしい仕事ぶりだった。本当に言葉が見つからない……。1年と4レースしか経っていないのに、ルノーと真っ向から戦って……、それを打ち破ってポイントを手に入れた。こんな結果は本当に期待していなかった。リーフィールドのファクトリーで働いてくれているメンバー、Hondaの栃木研究所のメンバー、スポンサー、ファン、家族、僕たちを支援してくれている全員に、本当に心から感謝したい。どうやって、この嬉しい気持ちを表現したらいいのかわからない。この1ポイントは僕たちにとって何よりも大切なものだ。本当にファンタスティックな結果だ。今回のレースは、特に第1スティントと第2スティントが厳しかった。少しスピードに苦しんだが、そのまま諦めずに走り続けた。最終スティントでマシンのバランスが戻り、ようやく全力で走ることができるようになった。ジャンカルロと戦っていたが、僕には前にいる彼が見えていなかったんだ。でも、僕のレース・エンジニアが『ルノーと戦ってるんだぞ』と言い続けていたので、ひたすらアクセルを踏み続けた。ピット・レーンから出てくるジャンカルロが見えた時には、僕の方が一瞬彼よりも速かったんだ。最高だったよ。みんな、本当によく頑張ってくれた。」
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by Dicco | 2007-05-14 01:11 | スポーツ・文化